1900年代
1911年
タイタニック号の一等食堂を彩った磁器
SUPPLIERS OF THE RMS TITANIC
1911年1月31日、ロイヤルクラウンダービーは、豪華客船RMSタイタニック号の一等食堂用食器の製造を正式に依頼されました。タイタニック号は、英国のクラフトマンシップとデザインの粋を集めた象徴的な船であり、その内装には最高級の磁器が求められました。
当時のガラス・磁器小売業者であるStonier & Coとの往復書簡は、現在もロイヤルクラウンダービーのミュージアムに保管されています。この歴史的なパターンは、1911年当時と同じ工房で今日も製造されており、世界中の格式ある邸宅の食卓を彩り続けています。
1932年
「エイビス」パターンの誕生
AVES WAS DESIGNED
1932年、ロイヤルクラウンダービーは「エイビス(Aves)」パターンを発表しました。豪華な金彩と繊細な鳥のモチーフが特徴で、英国の芸術性と自然美を融合させたデザインとして高く評価されています。このパターンは、現在も多くのコレクターに愛され続けています。
1952年
エリザベス2世女王のご訪問
QUEEN ELIZABETH II VISITS
1957年
エリザベス女王への献上品
FIT FOR A QUEEN
1957年、エリザベス2世女王がダービーを訪問された際、ロイヤルクラウンダービーは「ロイヤル・ピンクストン・ローズ」ディナーセットを献上しました。18世紀の花絵師ウィリアム・ビリングスリーの繊細な薔薇の絵画に着想を得たこのセットは、12人用120ピースから成り、女王の気品と英国の伝統を象徴する贈り物となりました。
1971年
THE QUEEN MOTHER VISITS