バックスタンプの歴史
ロイヤルクラウンダービーのすべての作品には、その由緒ある伝統を象徴する「バックスタンプ(裏印)」が刻まれています。年代とともに移り変わるスタンプを紹介します。
ノッティンガム・ロード工場
(1761年〜1848年)
キング・ストリート工場
(1848年〜1935年)
オスマストン・ロード工場
(1877年〜2000年)
製造年識別マーク
(1880年〜1937年)
製造年マーク
(1938年〜2013年)
1938年以降、ロイヤルクラウンダービーでは製造年を識別するために、ローマ数字を用いた年号マークが採用されました。この伝統的な表記法は、製品の由緒ある背景を物語る要素のひとつとして、現在もコレクターや愛好家の間で重要視されています。
唯一の例外として、2000年には2つの“M”を組み合わせた特別な意匠が使用されました。
また、「X」や「V」など一部のローマ数字は重複して使用されることがあり、識別の明確化のため、1902年と1905年には“ENGLAND”の文字が、1942年および1947年には“Made in England”の表記がそれぞれ添えられています。